TwitterがオランダのニュースレタープラットフォームRevueを買収、作家が報酬を得る方法を提供
Twitter(ツイッター)がニュースレタービジネスに参入する。
ソーシャルメディア企業のTwitterは、ユーザーがメールマガジンを発行して収益化できるオランダのスタートアップであるRevueの買収を発表した。RevueはSubstackのように「これがメディアの未来なのか?」といった革新を起こしているわけではないが、Vox MediaやThe Markupのような大手出版社を顧客としている。
ニュースレターはTwitterのプラットフォームに最も適しているとは言えないが、プロダクトリードのKayvon Beykpour(ケイボン・ベイクプール)氏とパブリッシャープロダクト担当副社長のMike Park(マイク・パーク)氏はブログ投稿の中で、これはツイートでフォロワーを増やしている作家やパブリッシャーにサービスを提供するTwitterの新しい方法だと述べている。
「私たちの目標は購読者とのつながりを容易にするとともに、読者がライターとそのコンテンツをよりよく発見できるようにすることです」と、ベイクプール氏とパーク氏は述べている。「Twitterでお気に入りのフォロワーからニュースレターにサインアップできるようにしたり、作家が購読者との会話をホストできるようにする新しい設定などさまざまな方法を考えており、これらはすべてTwitter内でシームレスに動作します」。
ベイクプール氏とパーク氏はまた、これは作家がお金を稼ぐためのもうひとつの方法を提供すると示唆している。Revueはすでに有料購読をサポートしており、両氏は「収益源を拡大し、ビジネスの基盤となるため」にも新たな収益化機能の開発を続けていくと述べている。
またベイクプール氏とパーク氏によると、TwitterはRevueをスタンドアローン製品として運営し続け、チームは「作家がニュースレターを作成し、読者を増やし、仕事に対する報酬を得る方法を改善することに集中し続ける」とつけ加えた。また同社はプラットフォームのプロ機能を全ユーザーに対して無料化し、有料ニュースレターの料金を5%に引き下げる。
買収の金銭的条件は明かされていない。Crunchbaseによると、Revueはさまざまなエンジェル投資家から40万ユーロ(約5000万円)を調達したという。
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カテゴリー:ネットサービス
タグ:Twitter、Revue、買収
画像クレジット:Fernando Trabanco Fotografía / Getty Images
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)